当院では地域のニーズに応え十分なリハビリテーション提供体制を整えるべく職員数の充実を進めてきました。その一方で、より質の高いリハビリテーションの提供を目指して職場内教育やスポーツ現場での支援、研究活動にも力を入れています。 院内の勉強会やカンファレンスでは、整形外科疾患や病態、手術方法を学び、リハビリテーションに関する知識や技術を共有し、臨床症例ベースでの研修を行い、患者さんへの最善のリハビリテーションを考え抜くリハビリテーション専門職の育成に努めています。 また、多くの職員は院内活動のみならず、外部活動にも積極的に参加しております。スポーツ現場では、野球、サッカー、テニス、ハンドボール、ラグビー、トライアスロン、飛込み等の様々な競技にて、スポーツ選手を支援する活動をしております。スポーツ現場で培った経験・技術を患者さんとのリハビリテーションに生かしています。学術活動も毎年、多くの職員が学会発表や論文作成のための研究活動に勤しんでおります。院内研究会や学会発表等に対して、組織的に支援しています。EBM(Evidence besed medicine:根拠に基づいた医療)が重要視される昨今の医療情勢を踏まえ、新しい医療情報を入手し、根拠に基づいたリハビリテーションの提供を心掛けています。また、大学院進学や協会認定資格等の資格取得を奨励し、支援を行うことで、リハビリテーション専門職の資質向上を図り、より高度で専門的なリハビリテーションを職員一同で追求しています。
施設基準
運動器リハビリテーション(I)、脳血管疾患リハビリテーション(III)
人員
理学療法士25名、柔道整復師1名(2021年4月現在) 作業療法士3名(2021年4月現在)
取得資格
保健学修士(大学院博士前期課程) 運動器認定理学療法士(日本理学療法士協会) スポーツ理学療法認定理学療法士(日本理学療法士協会) 管理・運営認定理学療法士(日本理学療法士協会) 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(日本スポーツ協会) 群馬県スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(群馬県スポーツ協会) 健康運動指導士(公益財団法人健康・体力づくり事業財団) Performance Enhancement Specialist(National Academy of Sports Medicine)