足の構造は複雑で、部位や骨の数も多く、それゆえ疾患の種類もさまざま。当院の「足の外科」では複数の専門医がチームで幅広い足の疾患と向き合っており、年間300件以上の手術を行っております。国内及び海外の学術活動も積極的に行い治療の質を高めており、患者さんの年齢・生活習慣・スポーツ・職業等を考慮した上で最適な治療法を選択し、足関節鏡手術をはじめ、負担の少ない低侵襲手術の実績も豊富です。
私たちは患者さんに対して、単に治療を施すだけでなく、「回復したらどんなことがしたいか、どんな人生を歩みたいか」、必ず伺うようにしています。なぜなら、治療を通して患者さんが望む人生のお手伝いをしているという実感が、何よりも大きなモチベーションになるからです。「好きなスポーツを続けたい」「早く仕事に復帰したい」など、思春期・就労世代の方の望みだけではなく、ご高齢の方の「足を使うアクティブな望み」もかなえてあげたい。
愛犬の散歩、ゲートボール、旅行など、本当にちょっとしたことで良いのです。人は明日への「生きがい」を持つことで、精神面にも良い影響が生まれます。私たちの治療を通して、患者さんのその後の人生に潤いをもたらすことができれば、こんなに素敵なことはありません。